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「(2018年2月21日付のF-35A追加とF-35Bの購入伝えるロイター記事をあげた上で)F-2後継機用に開発を検討中の将来戦闘機かF-35Aのいずれかの選択になるとも報道された。」
「現在、防衛省は国内開発を選択肢とするために、将来戦闘機開発に必要な技術研究を網羅的に推進中だが、次期中期防にこの判断が先送りされれば、戦闘機技術基盤が喪失するため、F-2後継機の選択肢はF-35以外になくなる。」
「F-35Aの追加調達とF-35Bの新規導入は多くの課題と問題点があるが、最も懸念されるのがF-2後継機事業への影響である。」
「F-35BやF-35Aの追加調達を優先し、F-2後継機判断を先送りすれば、新規開発の努力が水泡に帰すだけではなく、わが国の戦闘機開発能力は永遠に失われ、F-2後継機はF-35以外の選択肢はなくなり、わが国戦闘機体系の健全な維持に致命的な問題を生じることになる」
林富士夫 元空将(空将補ではない) 軍事研究2018年6月号

報道された内容に対してF-35Aの追加調達とF-35Bの新規導入によるF-2後継機への影響が最も懸念され、F-2後継機にF-35A/Bを選択してはならないという論旨
新大綱と中期防で林元空将の主張通りF-2後継機は将来戦闘機→次期戦闘機と日本主導開発が決まりF-35A/Bとはならなかった