2020.06.2
生まれ変わった米戦車エイブラムス、最新のM1A2C/SEPv3配備が始ま
https://grandfleet.info/us-related/us-army-receives-reborn-main-battle-tank-abrams-m1a2c/

米陸軍の第3旅団戦闘団「グレイウルフ」は29日、最新バージョンの主力戦車M1A2C/SEPv3の引き渡しを
受けたことをFacebook上で明かした。

米陸軍第3軍団の第1騎兵師団指揮下、第3旅団戦闘団「グレイウルフ」が受け取ったのは主力戦車
M1エイブラムスの最新バージョンM1A2C/SEPv3で、

(主な変更点まとめ)
・射撃管制装置や前方監視型赤外線装置のアップグレード
・弾薬データリンクの導入
・新型砲弾(M829E4弾とXM1147多目的弾)への対応
・遠隔操作式銃塔(CROWS RWS)の搭載
・新しい装甲パッケージの採用
・エイブラムス反応装甲タイル(ARAT)を取り付けるためのマウント取り付け
・むき出しだった補助動力装置を車体下へ移動
・装甲車両の天敵とも言える即席爆発装置(IED)の起動をブロックするための新しい電子装置の採用
・イスラエル製アクティブ防護システム「トロフィー」を後日搭載

M1A2Cは旧型のM1A2よりも戦場での生存性が格段に向上しており、64.6トンのM1A2よりも
2.2トン重量が増加したため足回りの強化も施されている。
(中略)
因みに台湾が導入するM1A2Tの1両あたりの価格は約20億円(弾薬やスペアパーツ/消耗品取得等の関連費用を含む)だが、
米陸軍のM1A2Cは既存のM1Aからのアップグレードされるため1両あたりのアップグレード費用は4.4億円(※2)なので
台湾の導入費用と比較すると安価だが、日本の10式戦車が1両あたり9.5億円(調達初年度)と比べると高価に感じる。
(以下略)
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M1A2C SEPv3の重量、66.8トンですと・・・どんどん重くなっていく。改修費用は4.4億円。結構お高い。
10式がお安く見えてしまう。30式(仮)の開発を急がねば。