元々、北朝鮮の農村は「田植え戦闘」などで大量動員をかけなければならないほど、劣悪な環境に
置かれている。
それがが、コロナの影響で田植え戦闘の動員率が30%程度に落ち、5月20日現在でも田植えを終えた
場所は全体の3~4割にとどまっている。
脱北者は「7月初めまで田植えが終わらないという話もある。今年のコメの生産に大きな影響が出そうだ」
と語る。

日本統治時代には北朝鮮東北部でも小麦の生産が広く行われていた。
小麦とトウモロコシの二毛作も可能だ。
だが、二毛作の場合、残草の処理や肥料の投入など労働力に負担がかかる。

かつて金日成主席は「トウモロコシは畑の穀物の王様だ」と言って、栽培を推奨した。
金日成は自宅に菜園を作り、様々な作物を植えていたという。
だが、北朝鮮は今年初め、トウモロコシの代わりに稲や小麦の栽培を進める方針を示していた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed6b893248e8e4e6284c07f5b1ba96c421560748?page=2

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