>>181
>(戦後の)高度成長期は・・・武勇伝がまかり通っていた時期・・・この頃に少年期で丸とか・・・はタチ悪い

それは本当。そういうひとはココにも「居る」

前スレより
>日本制空権下の水上砲戦 ここに持っていくのが難しい
>そこまで持っていければ、艦砲なぞは要らないというのが太平洋戦争の教訓
>制空権取ったならそのまま航空機で攻撃しちゃえばいいじゃん
>敵艦は艦砲で沈めなきゃいけない決まりでもあるのか?

史実を見れば米空母を撃沈撃破し日本空母が勝った場合でも艦載機は全滅寸前。他の米艦隊を攻撃する余力なんか無い。
ところが上のように考える人がいる。なぜか? そう思って古い記事を読んでみると答えが判明する。戦中・戦後からの流れ。

太平洋戦争中は航空隊の大活躍が報道されていた。反面、戦艦は全然ダメ。戦前、日本国民の間でもっとも有名だった戦艦長門・陸奥も活躍なし
戦時中、数十隻もの敵戦艦・空母・敵巡を撃沈撃破していると報道されていたのは航空隊ばかり。大艦巨砲主義者はダメダメと。

上に出ている古村啓蔵艦長の戦艦武蔵の話しも、よく読むと訓練では凄い成績を発揮していたが敵艦との戦闘は無い。武蔵ら戦艦部隊は活躍できなかった・・・という反省を書いた記事

戦後しばらくの間は戦時中の大本営発表のまま記事が書かれていたのだが、1952年に日本が独立を回復してアメリカからの資料が入ってくると
実は航空隊は大した活躍はしていなかったと判明。ほとんどが戦果誤認。

しかし戦後の航空隊の武勇伝を鵜呑みにしたか、またはアタマにすり込まれてる人が多いのも事実。多くの米艦隊を撃沈撃破していたのは実は日本の艦艇。