>>951
>失敗したならしたで、次に繰り返さないように事実を記録し教訓化し改善することが大事
>負けたのは単に物量差のせいみたいな言い訳があると楽

それはそう。きちんとした原因究明が必要ではある

大平洋戦争を始めるに当たって、陸海群共同で戦争に勝つための計画・腹案が作成された。
(ただし軍令部と艦隊司令部との間でハワイ作戦に関し一騒動あった)

そして開戦となったが、戦前の計画通りに進めたのは南方作戦まで

まず海軍が暴走
 ― 「腹案」など無視して、モレスビー、ミッドウェー、アリューシャン攻略作戦、さらにはハワイ、オーストラリア攻略まで主張

陸軍は大反対
 ー 「腹案」通りにやれ。主力艦隊は米艦隊の来寇に備えて訓練だけして待て。駆逐艦隊は海上護衛を完璧にしろ

政府は輸送船を返せ!と軍に要求
 ー 南方作戦が終了したら軍は徴用船舶を返却して国力増進に努める計画だったはず
 ー 特に海軍は戦線を拡大するなどして多量の船舶を独占するな!!

しかし海軍の暴走は止まらず、ミッドウェーやガダルカナルなどで大失敗
日本軍は多大な戦力と船舶を失うが戦果誤認のため大勝利が続いていると錯覚していた。後に山本五十六聯合艦隊司令長官も戦死