>>198
丁型駆逐艦の場合
丸メカなんかの縦断面図では、一番砲は艦橋直前の機銃が載っている上部構造が「前部弾薬供給所兼待機室」、二番砲は艦首側の上部構造後端が「後部弾薬供給所兼待機室」になっている
それらの真っ直ぐ下、最下甲板に弾薬庫があり、前部の供給所には揚弾機も描いてある(揚弾筒は位置的に上甲板の第一士官室・中甲板の第三兵員室を上下に貫いているものと見られる)
弾薬包は揚弾機で供給所まで揚げられた後、人力で左右にある扉から砲側へ移送されるものかと
砲により近い前面・後面には扉がないのは波を被った際に海水が直接打ち込むのを防ぐためかな

海防艦は図面資料の行方が分からず明確な回答ができないけど、高角砲化した御蔵型以降の艦橋直前には上部構造がある(上に迫撃砲や機銃が設置されている場所)ので、ここが丁型駆逐艦と同様の弾薬供給所ではないかと
艦首側の兵員室艤装状況の平面図では揚弾筒が描かれているので、これも下甲板の弾薬庫まで通っているものかと