>>899
アーレイ・バークは、ああ見えて中にスプルアンス級が入っているのです。
特に動力関係はそのままスライドさせていますので、
たとえばちょっと機関出力を上げたいとか、発電機を大きくしたいとかを
やれる余裕があんまりありません。
元々余裕のあったスプルアンス級もキッド級になったところで元の余裕がなくなり、
タイコンデロガ級では船体強度の不安が出てくるようなところがあって、
(これはインペリアルからメトリックへ単位変更したときに帳尻あわせ)
これを引きずる状態では最初から余裕がないのですね。
ですから、船をサイズを大きくしたのに、錨を一つ降ろす羽目になったり、
ハープーンを常時つめなくなったり、相当苦労することになっています。
まあ、アメリカはマイナーチェンジで船を作ってきた状態が長く続いたので、
もしかすると「一から船を作る」能力が大きく減殺されているのかもしれません。