光復会「ペク・ソンヨプが英雄? エイブラムス在韓米軍司令官を召還すべき」…トランプ大統領に書簡 (朝鮮日報 7/15)

光復会が、6・25戦争の英雄である故ペク・ソンヨプ将軍を「英雄にして国家の宝」と称賛したロバート・エイブラムス在韓米軍司令官を
米国本土に召喚すべきだとする内容の書簡を、14日にドナルド・トランプ大統領へ送った。

光復会の金元雄会長は14日にホームページで書簡文を公開。
「最近エイブラムス司令官が韓国国内のデリケートな政治社会的論争に介入し、内政干渉的な動きを見せたことで、韓国国民の
怒りを買っている」として「韓米友好に致命的な動きを見せたエイブラムス司令官の召喚を要求する」と主張した。

現与党の「共に民主党」議員出身である金会長は、北朝鮮政権の樹立へ自発的に参加して金日成政権の要職を務めた義烈団長・
金元鳳に対する「叙勲対国民署名運動」を推進し、ペク・ソンヨプ将軍に対する批判活動を行ってきた人物だ。

今月10日に世を去ったペク将軍に対し、エイブラムス司令官は翌11日「心から懐かしまれる英雄にして国家の宝」と哀悼した。
昨年11月に数え年で100歳の誕生日を迎えたペク将軍を訪ねてお祝いもしていたエイブラムス司令官。
今月13日にはソウル峨山病院に整えられたペク将軍の殯所(出棺まで棺を安置しておく場所)を訪れ
「ペク将軍は韓米同盟の心臓にして霊魂、英雄にして国家の宝」とあらためてたたえた。
(続く)