T-4再生産とかいってる人の根本的な間違いは
国産練習機ということに拘るあまりに新時代のパイロット教育をどうするかという話がどっかいってしまっている
基本はこれはこれをどうするかであってT-4やT-7A、M-346といった機体は道具に過ぎない
根本的にはF-35みたいな複座訓練型がない戦闘機が主流になる時代に現行体制は合わないということ

当然のことながらT-4を再生産したところで全く適合しなくなるのは目に見えている
古い機体を大幅改修して時代のニーズに合わせようとすると改装範囲が広くなりすぎて手間も費用も新規開発並なり意味がなくなる
だからアメリカもT-38を再生産して近代化改修を施すなんて措置はしなかった
しかも生産終了して何十年も経過した機体を再生産するには1から生産体制の再構築になるので全くコスト上のメリットがない
生産終了した機体を再生産が極希なのはその為

そして何よりも必要な時に供給できない案は意味が無い
明らかに間に合わない案をあれこれと考えて役には立たない
T-4改を含めた国内開発案というのはT-4後継機が2030年代前半に必要な場合基本的には間に合わない
やるなら遅くとも今中期防期間中に策を講じないといけない