NHKは何を間違ったのか〜米黒人差別の本質 (毎日新聞 6/28)
「知らない」では済まされない 黒人差別のシンボルとタブー 矢口祐人・東大教授に聞く
(中略)
――黒人差別解消を求める運動「BLACK LIVES MATTER(BLM、黒人の命は大事だ)」に対し、
「ALL LIVES MATTER(ALM、すべての人の命は大事だ)」と反論する人がいます。
火事現場に駆けつけた消防士に対し、燃えていない隣家が「俺の家も大切だ。 水かけろ」と言っているようにも見えますが、
こうした主張をどう考えればよいですか。

◆BLMは、「黒人の命や生活の重要性を、白人のそれと同じレベルで扱ってほしい。 現在のゆがんだ社会の構造を
変革しなければいけない」という訴えです。

一方のALMは「すべての命を大切に」という意味ですから、一見すると正論に聞こえます。
しかし実態は、保守派、右派がBLMに対抗する形で使っている表現です。
「我々は差別主義者じゃない。 みんなで対立しないで仲良くしよう」といいながら、BLMが問題視する制度的差別の存在や
構造的変革の必要性を否定し、現状を維持しようとしている。
BLMは、「構造を変えない限り、みんな仲良くなんてできない」と考えているのです。
https://mainichi.jp/articles/20200626/k00/00m/030/121000c

どれだけ必死で弁解しようとも、普通の日本人からは「とにかく黒人の立場やお気持ちだけを徹底的に尊重し、反論口答えは
 一切まかりならず。 そのためには白人はもちろん、アジア人も一緒になって黒人様に対して未来永劫頭を上げるな」
とごり押ししているようにしか聞こえないし、そんな馬鹿に進んで従う物好きなど絶対的少数派ですが。