>>239
なお日本は同じ「軍用通信衛星」であるが運用を既存の情報収集衛星網の通信能力強化を目的とした光通信データ中継衛星を今年度中に打ち上げ予定。 
以下Wikiより抜粋。

・光データ中継衛星
光データ中継衛星は現在開発中の通信衛星(データ中継衛星)である。2020年度に打ち上げが予定されている[1]。

地球観測衛星の機数増加による撮影の高頻度化、観測幅や分解能の向上による個々の撮影データの大容量化、撮影データの速達性と抗堪性
(秘匿性)の確保の点から、伝送帯域が大きく中継データに対する傍受や妨害にも強いレーザー光による光通信を用いた衛星通信を導入する必要が
あることから光データ中継衛星の整備が計画された。先進光学衛星の撮影データも、光データ中継衛星を中継して地上局に送信される予定である[2]。

衛星間通信にKaバンドを使用していた先代のデータ中継衛星のこだまは240Mbpsの通信速度であったが、衛星間通信にレーザー光を使用する本機では
1.8Gbpsでの通信が可能となり、欧州のデータ中継システムEDRS(英語版)と並んで世界最高速度での衛星間通信が可能となる。
また、電波通信では大型のアンテナが必要となり、3回線以上のマルチアクセスは困難であったが、本機では光通信機器のコンパクトさを生かしてより
多くの衛星に通信回線を提供するマルチアクセスも可能となる。 他機関を含めないJAXAのみの本システム開発費は265億円である[3]。
光データ中継システムのミッション機器は内閣衛星情報センターのデータ中継衛星に相乗りし[4]、静止軌道上のこだまと同じ位置で運用される[5]。

情報収集衛星が4機体制から8機体制に強化されることに伴い、大容量データを高い抗堪性(秘匿性)を保ちながら即座に地上局へ送信する必要が
あることからデータ中継衛星が2機体制で整備される予定であり、情報収集衛星用のデータ中継衛星1号機が2020年度に打ち上げられる予定である。

なお、すでにレーザー光による宇宙空間での衛星間通信はきらりとARTEMIS間で実証されている[8]。