アフガン少女、両親殺害したタリバン戦闘員2人を射殺
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200721-00000041-jij_afp-int
【AFP=時事】
アフガニスタンで、旧支配勢力タリバン戦闘員らに両親を殺害された少女が、戦闘員2人を射殺し、複数人を負傷させた。当局が明らかにした。

 事件は先週、中部ゴール州のある村に住む10代の少女、カマル・グールさんの自宅に、戦闘員らが押し入った際に起きた。
 地元警察署長はAFPの取材に対し、戦闘員らは村長であるグールさんの父親を捜していたと明かした。

 戦闘員らは、少女の両親が政府を支持しているとして家から引きずり出し、母親が抵抗すると、2人を家のそばで殺害したという。
 同警察署長は、
「家の中にいたグールさんは家族が所有していた自動小銃AK47を手に取り、まず両親を殺したタリバン戦闘員2人を射殺し、さらに数人を負傷させた」
と話した。

 他の当局者らの話では、グールさんの年齢は14〜16歳。アフガニスタンでは、自分の正確な年齢を知らないことは珍しくない。
 事件の後、タリバンの他の戦闘員らがグールさんの家を再び襲撃しようとしたが、村人や親政府の民兵らが応戦し、銃撃戦の末に撃退した。



あっぱれアフガン少女、その胆力見事なり