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米陸軍長官ライアン・マッカーシーは、1月10日、軍事関連の情報をまとめたジェーン年鑑で有名な
出版社HISマーキットの記者アシュリー・ロックのインタビューの中で2021年に新たな基地を
尖閣に作ることを検討していると答えた。
新たに設置される軍は、マルチドメインタスクフォース(Multi-Domain Task Force :MDTF)と
呼ばれるマルチドメイン作戦を支える軍隊で、その一部の兵士と武器を尖閣諸島に置くことを
検討していることを明らかにした。
尖閣諸島は東シナ海の南西部に位置する軍事拠点としての要衝である。
現在、尖閣諸島を構成する魚釣島、北小島、南小島、久場島、大正島、沖の北岩、
沖の南岩、飛瀬(とびせ)のうち、久場島と大正島は在沖縄米海軍艦隊活動司令部
(COMFLEATOKI)の管理下にあり、射爆撃場として使用されている。
久場島は米軍の使用に供するため民間から政府が借り上げている島で、
それ以外の島は全て国有地である。兵士を置くとなるとそれなりの面積が必要で、
最も広い魚釣島(3.82平方キロメートル)が候補に上がる。
久場島(0.91平方キロメートル)や大正島(0.06平方キロメートル)に置くにしても射爆撃場としての
目的以外の利用に供することについて国内の議論がまきおこることは必至で、
まして魚釣島となると反対勢力も拱(こまね)いてはいないだろう。


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