「石炭火力の輸出支援、新たにはない」小泉環境相が言及
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200725-00000005-asahi-soci
【朝日新聞】
 小泉進次郎環境相は、日本の石炭火力発電所の輸出支援について、今後、現実的には新たな案件は出ないとの見解を示し、次の国のエネルギー基本計画の見直しに、気候変動政策を所管する環境省として積極的に関与していく考えを明らかにした。

 小泉氏は、政府が9日に決めた新しいインフラ輸出戦略の骨子に、
・石炭火力の輸出支援条件の厳格化や
・「支援を行わないことを原則とする」
と盛り込まれたこについて、
「推進するものを書く輸出戦略に、唯一、推進しないものとして石炭が入っていることがポイントだ」
と述べ、今後、新たな支援案件は出ないとの考えを明らかにした。

さらに
「原発事故以降、凍り付いたエネルギー政策が石炭を動かすことで解凍され始めた」
と言及。来年に予定される次の見直しでは、
「気候変動とエネルギー政策は一体不可分なので一緒にやっていく」
と一層の関与に意欲を示し、
「間違いなくこれまでとは違う形で議論が進んでいく」と話した。

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