まず政府が正式にGOサインを出して開発がスタートしてるかどうかは大事
いくら事前に研究はしていても政府調達品なのだから政府がGOサイン出さないことにには絵に描いた餅
そういう点では日本のF-XやFCASは既にスタートしている

いくら自由にカスタマイズをコンセプトといってもイタリアやスウェーデンが機体を実際に購入するのか
それとも単に部品単位での協力なのかを決めないと仕様を纏められないという難点がある
日本のF-Xは部品単位でも協力と割り切っているから開発そのものはドンドン進めることができるが
テンペストに関してはパートナー国の動向次第ではそうはいかないという曖昧な境界線がネックになる
日本との協力関係がかけ声ほどには進まなかった最大の理由はここでしょう

具体的に何が協力できて何が出来ないのかが不明瞭だということ
日本側も迂闊に英国と協力関係を模索しても協議だけ続けて前に進まないリスクが大きい
既に開発スタートしてる日本のF-Xとの協力関係構築が非常に難しい相手になっている
英国のペースに合わせると自国の開発が遅延しかねないというリスクが大きい

現時点では開発が正式スタートしてる日本のF-Xや仏独西のFCASに比べるとモタモタしている
そこら辺がペーパープラン扱いされる原因では?