>>359
>さいとう氏は「イラン大使館の抗議」を例にあげた。
イラン大使館の抗議理由は「ゴルゴ13第237話 幻(ダミー)の栽培」(86年)編のためだった。
このエピソードでさいとう氏はイラン最高指導者であったホメイニ氏が事実は代役で、
実際のホメイニ氏は老いて病気にかかって植物人間状態に陥っている
という仮想のストーリー(?)を描いた。

このエピソードが載った漫画雑誌が陳列されるやいなや
イラン大使館から抗議電話がかかってきたという。
「イラン大使館が編集部(小学館ビッグコミック)に電話をかけてきたというのです。その内容をたずねると ホメイニ氏は日本で言えば天皇に等しい存在でイランの象徴も同じ人物というものです。まさかイラン
大使館職員がゴルゴ13を読んでいるとは夢にも思わなかったんですよ。
それでイラン関連内容はこれが最後でした。単行本にも収録しませんでした。」


ゴルゴ13でイラン関係の話しがなくなったのは大使館が直接抗議してきたからだしな