攻撃ヘリコプターの問題点として搭載武装が装甲化されていないってのがある
対戦車ミサイルやロケット砲が剥き出しで焼夷徹甲弾が当たると誘爆する恐れがあり、戦車のように砲弾を厚い装甲の裏に隠しているわけじゃない
もちろん誘爆しても被害が小さくなるように機体から離して配置してるが
当たり所によっては12.7mm機関銃でも十分に脅威ってことになるからヘリコプター側はアウトレンジ戦法をする必要がある
歩兵が使う12.7mm狙撃銃でも抜かれてしまうから駐機やホバリング中を狙われる可能性は考慮しなきゃいけない
アウトレンジ戦法をするために攻撃ヘリコプターの出撃は天候に左右されていて、雨や霧や砂塵が出る日は敵に接近されるリスクを避けて出撃を取り止めるくらいだ
攻撃ヘリコプターが戦車や歩兵に一方的に有利ってのは演習上の話で実戦でそこまでうまくいった試しがない
実戦でうまくいったのは最初から対空砲で撃たれる前提で投入されてるA10だな、こっちは演習でいつも酷評される