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その前の帝国陸軍鉄道連隊の九五式装甲軌道車はDMVの先駆けでロマンの塊

本質は鉄道車両であり、軌道走行用に本格的な機構を備えていた。
2軸4輪の鉄輪を車体下部に有する。レール幅の異なる大陸方面での使用を考慮し、
・狭軌(1067mm)
・標準軌(1435mm)
・広軌(1524mm)のいずれにも対応できた。
九一式軽貨車の牽引をすることもできる。

本車の最大の特色は、軌道外走行用に無限軌道を備えていることである。
軌道上と軌道外を走行可能な装輪装甲車は各国に見られ、日本陸軍でも九一式広軌牽引車がすでに存在していたが、
装軌装甲車型で量産されたのは当時の世界で唯一である