私は村上春樹の小説に特別な魅力を感じないが、それでも氏の作品の熱心な読者たちがいることは素晴らしい事だと思うのだ。
人それぞれの好みにあった多彩な作品を供給しうるほどの大きな市場がある、ということはその国の文化の力を示す指標でもあるのだ。

……それでもやっぱりあの妙にフワフワした感触にはどうも馴染めないが、じゃあ自分の趣味はどうなんだ?と問われると返す言葉もないのであるな。

>>276
つまり、結局どう足掻いても心は折られる。