>>614
普通の人は将棋盤や図を見て、視覚的に戦の展開を考える。
将棋の強い人は、それを頭の中につくった仮想将棋盤で、駒を動かして考えることができる。まあ、暗算みたいなもんだね。
藤井は、普通のプロ棋士とは違って、脳内将棋盤が無いそうなんだよね。

つまり、対局してるとき実際の盤も脳内盤も見ていなくて、
▲2六歩 △3四歩 ▲7六歩 △4四歩 ▲4八銀 △4二飛 ▲6八玉 △9四歩
▲7八玉 △7二銀 ▲5八金右 △3二銀 ▲5六歩 △5二金左 ▲7七角 △4三銀
▲8八玉 △6四歩 ▲2五歩 △3三角 ▲6六歩 △7四歩 ▲6七金 △7三桂
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というような、符号でものを考えてるそうなんだよね。何を言ってるんだかよく解らないと思うが、プロ棋士も意味がわからなくてドン引きしてた。

で、符号でものを考えているから、目でも脳内でも実際の今の盤面を見てない・捉えてないんだよね。
だから、例えば21銀という手が浮かんだら、22の位置にいる銀を21に動かすんじゃなくて、間違えて駒台にいる銀を21に置いてしまうという、
間違いをしてしまったということなんだけど、伝わるかなあ。