ただ、弥助に関する海外の反応系見てたら、黒人が、歴史や創作物に「侵入」しようとする原因も少し分かった。
「歴史」にはモブでない顔や名前のある黒人(個人)が出てこない。他人ごとなんだよぬ。
我々にとっての西洋史も似たようなもんだけど、我々には並び立つ「日本史」がある。黒人にはこれがない。マリ王国がどうとか言っても数行で終わるし、自分との関係もよくわからない。
だから弥助で興奮する。「オダ・ノブナガの横にいて、侍装束で闘った」だけでうっとりできる。歴史に参加してるから。
同じようなことをする朝鮮人の動機はあからさまに自分たちの歴史が「中国史」のはじにいびつに張り付いてることに起因するけど、やっぱりそれのゆり重篤なやつなんだな。