>>129
昔何かで読んだ、戦前の大金持ちの話。

さるお大尽の別宅には、住み込みの使用人がいて、夜明けとともに、家中の雨戸を開け始める。
だが、何しろ、広大なお屋敷なので、全ての雨戸を開け終わる頃には、日は既に西に傾いている。
そこで、開けたばかりの雨戸を順番に閉めていき、閉め終わる頃に1日が終わる。