ナミビア虐殺の和解交渉で溝 ドイツ、「賠償」表現望まず
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020081500386&;g=int
>ドイツが20世紀初頭に当時の植民地ナミビアで犯した虐殺をめぐり、両国間の和解交渉で溝が生じている。
>ドイツが、国家間での法的責任の意味合いが強い「賠償」という表現を避けていることをナミビアが問題視。
>ドイツ側の金銭支払いを含む謝罪提案を拒否した。
 
>ナミビア大統領府は11日の声明で、ドイツは無制限の謝罪を約束した一方、「賠償」の用語を拒み、
>「傷の癒やし」との言葉を使っていると説明。「受け入れられない」と表明した。
>その上で、このようなドイツの姿勢は、ホロコースト(ユダヤ人大虐殺)被害者に対し、戦争被害の賠償でなく、
>ナチスの不法行為への個人補償として支払いをしたことと関連していると指摘した。
 
>報道によると、ドイツは1000万ユーロ(約12億6000万円)の支払いを提案した。
>独外務省報道官は、協議内容に関するコメントを避けている。
 
>ドイツは1904〜08年、独領南西アフリカ(現ナミビア)で、先住民数万人を虐殺。
>これまで政府として正式謝罪や賠償はなく、2015年に和解交渉が始まった。
 
>ドイツに対しては近年、ホロコースト以外の被害の賠償を求める動きが拡大。
>ポーランドとギリシャは、第2次大戦中の戦争被害への賠償を要求している。

ドイツを見習え(ぼう