詳しくはこれ読んでみると面白い

現代ロシアにおけるユーラシア主義の展開についての一考察 ...
http://yaar.jpn.org/robun/kanto/24-Sato.pdf

本文から、

西ヨーロッパは、欧州連合の拡大、共通通貨ユーロの創設という形でアメリカ発の新自由主
義に対抗しているが、

その背景には西ローマ帝国に遡る共通理念がある。その共通理念とは、
ユダヤ・キリスト教の一神教の伝統、ギリシア古典哲学の伝統、ローマ法の伝統から有機的に形成された「キリスト教世界(corpus christianum)」である。
西ヨーロッパもある種の復古主義的理念により、国民国家の壁を取り去る改革を実現し、

アメリカ発の新自由主義「帝国」に対抗する勢力となっている。

プーチンのロシアも、ロシアの本源力を再発見し、ユーラシア主義で国柄を強化することで
アメリカ発の新自由主義「帝国」に対抗する勢力になるべく奮闘している。


↑ゆーても、今の欧州連合は主導権を握ったドイツのせいで
環境テロリズムやイスラム系に乗っ取られてもおかしくない状況になっている。

案外、今のロシアの狙いはアメリカよりも分裂寸前の欧州連合国家なのかもな
乗っ取りに向けて、まずは旧ソ連の経済圏を再支配する。