>>456
ナイトロジェンマスタードHN-1はいぼ治療薬に1920年代に民生用に研究されたものが
軍用に応用されたもので、そういう研究室レベルの合成実験なら1920年代後半から
各国で行われ日本も1932年に成功しアメリカが独自に研究開発したものではない。
その後1935年にはチェコで合成法が確立され量産可能になった技術。

ちなみに〜とがん治療との関係を語ってるなら知ってるはずなんだが一応書いとくが…
アメリカの合成実験はイェール大学がマスタードガスの解毒剤研究の過程で行ったもの。
担当のアルフレッド・ギルマンのチームが研究を応用し、42年に化学療法の先駆となる
末期がん患者にNマスタードを用いた臨床試験を行っている。

軍事用に製造された最初は1941年のドイツで、アメリカ1943年から製造開始。
イギリスは爆発事故が起こり中止。