>>473
それね、多分誤記だと思うんだよね。
ドイツが2000トン保有していたのはHN-2でしょう。
HN-2は従来のマスタードに比べて、無臭、結晶で扱いやすい、保存性が高い
なんかの利点があるけど、それに比べてHN-3はHN-2に比べて毒性が弱いだけ。
HN-2があるのに、ドイツがあえてHN-3を軍用に製造する理由なんてないだろう?

そもそもHN-3の開発は46年だし。
ちなみに現在は使われてないけどね。

無臭化に成功したってのは、マスタード臭のだよ。
元のマスタードで硫黄だった所を窒素に置き換えて、名前の語源にもなった
特有のマスタード臭を無臭化する事に成功した。
刺激臭は本能的に警戒されるからね。
HN-2の臭いは甘い匂いだから本能的に警戒されないし、強さ自体も
元のマスタードよりはるかに弱い。