茅葺きのチガヤはユーラシア、オセアニア、アフリカ一帯に生える典型的な雑草
先は尖り鋭く葉の縁にはガラス質の結晶があり容易に皮膚を傷つけるので
大戦中の連合軍将兵からサムライソードやジャップソードと呼ばれ嫌われていた

そんなチガヤはアメリカで繁殖し現在最も生育面積を持つ外来種になる
可燃性が高く南西部の山火事を悪化させて自身は地下茎で生き残り
他の種が成長する前に一帯をチガヤ原に変えて支配してしまう