船舶工学が発展する以前は軍艦の多くは本当の進水日が分からない
進水日は現在のような初めて船を進水させる日ではなく記念日になる
例えばコンスティチューションの進水日は1797年10日10日
これはイギリス式の船の責任者(艤装員長)の着任式を行った日になる
水漏れや歪みなど不具合が当然で補修や陸揚げして浮くまで経験と勘で修正した
浸水着底や転覆は珍しくなく大型艦が失敗すると復旧は最悪出来ず国防に影響する
その為軍艦の初めての進水は周囲を厳重に警戒してひっそりと行われる機密だった