韓国軍、輸入武器にも国産部品を優先的に適用
http://biz.heraldcorp.com/view.php?ud=20200923000300

軍当局が国産兵器を優先的に購入し、輸入兵器にも国産部品を優先的に適用する案を話し合った。

防衛事業庁は23日、第11回国防産業発展実務協議会を22日に開き、国内の防衛産業育成と
国防技術民間移転活性化案などを話し合ったことを明らかにした。

王正弘(ワン・ジョンホン)放事庁長が主管した今回の会議では、防衛産業育成のための国産兵器の
優先獲得案、国家が所有する源泉技術と民間国防技術の連携案などが集中的に協議された。

出席者らは、国産兵器の優先購入案と国外導入品よりも国内の研究開発や生産品にコスト面での
恩恵を与える案について共感した。

輸入兵器システムに国内の開発部品が優先的に適用されるようにする案も話し合われたと、放事庁は伝えた。

また、軍民技術協力案については、国防技術を単純に民間に移転することにとどまらず、
地域別の国防ベンチャーセンターやテクノパークなどと協力し、実用・商用化まで政府が体系的に
支援する案についても協議した。

今年は、携帯用遠隔有毒ガス漏れ監視装備の開発や海洋流出オイルのリアルタイム感知、初期防災の
ためのドローン搭載型早期警報システムの開発など、軍民技術移転のモデル課題2件などを着手することにした。

放事庁関係者は「今回の実務協議会を通じて議論された議題が実質的な成果につながるよう
関係省庁間の疎通と協業を引き続き強化することにした」と述べた。