F-15Kの性能改良の交渉突入
https://www.asiae.co.kr/article/2020092406275613501

空軍の主力戦闘機として、「スラムイーグル」(SlamEagle)の別名を持つF15Kの性能改良事業を推進するため、
軍が製造会社の米ボーイング社と本格的な交渉に入る。 F-15Kの性能改良事業は昨年「20-24国防中期計画」に反映された。

05年に導入されてから今年で運用15年目を迎えるF15Kが、今後の戦場環境に対応できるよう性能改善が必要だからだ。

23日、軍関係者は「最近、ボーイング実務者で構成された交渉チームが韓国を訪問して価格に関する交渉を始めた」とし
「近いうちに性能改良事業に着手する」と述べた。

F-15Kの性能改良事業は、航空機の電波撹乱(ジャミング)に対応するGPSシステム事業だ。
この事業はF-15K戦闘機に▲抗ジャミングアンテナ▲ピア識別装備▲連合戦術データリンク(Link-16)を装着し、
敵の電波撹乱と保安機能を強化する事業だ。 2025年までに事業費として計3000億ウォンが組まれた。

軍は今後5年間の軍事力建設と運営計画を盛り込んだ「2021-25国防中期計画」を樹立し、
F15Kに多重位相配列(AESA)レーダーを装着することにした。 4.5世代級の戦闘機に性能を改良するという意味だ。

一部では、国内で開発したAESAを性能改良する場合、国産レーダーの装着も可能だと見ている。 国産AESAレーダーは
一度に1000個余りの標的を同時に探知・追跡できる。

現在まで、米国、日本、中国など6ヵ国ほどがAESAレーダーを開発したという。
国産AESAレーダーは今年末に空中試験に入り、23年からはKFX試作機にも装着して最終試験を行う予定だ。