ブレーキかかった軽空母事業…来年度予算わずか1億ウォン
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[アンカー]
昨日、国会を通過した国防予算のうち、目に付く項目があります。国防部が未来核心戦力の一つに挙げていた
軽空母の導入予算が事実上すべて削減されました。
開始から疑問をもたらしてきており、予算も削られ、事業がきちんと進められるかどうか疑問です。

[記者]
先月10日ソウク国防部長官は、未来の海洋安保の作戦を主導する核心戦力の一つで、軽空母を挙げました。
韓半島周辺で強大諸国の偶発的衝突の可能性が高まり、強い海軍力が必要だということです。

[ソウク/国防部長官(先月10日):核心戦力である軽空母とともに韓国型次期駆逐艦、4千トン級潜水艦を備えた
先進大洋海軍として生まれ変わるものです。]

徐長官のこのような発言は過ぎた8月、国防部が確定した国防中期計画の一環であります。
ところで、来年の国防予算で、軽空母導入予算はほとんど削減されました。

防衛事業庁が推進の費用として要求した101億ウォンのうち、1億ウォンだけが反映されたものです。
来年度国防予算が今年より5.4%増えた52兆8千401億ウォンと確定されて、軍衛星通信システムなど14の
防衛力改善事業と兵士用マスク関連予算が大幅に増額されたこととは対照されます。

軍関係者は、企画財政部は事業の妥当性や研究などの先行措置が優先だとして、関連予算を削減したことを知っていると伝えました。
結果的に国防部が意欲だけ先立ったことになりました。

これによって軽空母に垂直離着陸F-35Bステルス戦闘機を載せるという計画も順延するものとみられます。
特に作戦半径が短い韓半島で1隻当たり数兆ウォンの予算が費やされる軽空母を運用するのが正しいのかに対する
批判が提起されてきたということから、事業が巡航するかどうかは疑問です。

国防部は1億ウォンの予算で研究業務などはできるとし、事業を正常に推進するという考えを示しました。