米国会計検査院、2015年から2019年にかけて整備が完了した51隻に及ぶ空母と潜水艦について、
およそ4分の3がスケジュールから合計7425日ほど遅れて整備が完了しており、整備の遅れが部隊の
即応体制に悪影響を及ぼしていると報告した。
空母は平均113日、潜水艦は平均225日予定から遅れて整備が完了しているという。
原因として、造船所における作業員の能力不足や重要な作業を行える作業員の不足のほか、
整備計画の策定後に計画に含まれていなかった追加の業務が必要なことが判明するといった事が挙げられた。

米海軍は2018年に造船所の能力向上を目的とした政策を策定したが、25個の政策の内、
13個については未だ実行に移されておらず、また、同政策は目標値や改善の推移を確認する
方策等が一切決められていないことから、今後も整備の遅れは続くだろうと検査院は指摘した。
整備待ちの潜水艦の待機時間は2018年時点で10363日であったが、これは今後も増えると予想されるという。

https://www.navytimes.com/news/your-navy/2020/08/21/watchdog-75-percent-of-sub-and-aircraft-carrier-maintenance-ended-late-in-recent-years/

超大国アメリカも内情はボロボロですな。整備に1万日以上待たされるってどういうこと?