GDP「歴史的暴落」の英国 外出制限の遅れ響く
ttps://www.sankei.com/economy/news/200823/ecn2008230003-n1.html

【ロンドン=板東和正】英国の4〜6月期の国内総生産(GDP)は世界主要国・地域の中で最も落ち込みが大きく、
「歴史的な暴落」とまで揶揄(やゆ)された。新型コロナウイルス感染拡大を受けた外出制限の実施が他の欧州諸国より遅れ、
経済活動が早期に再開できなかったのが主な要因だ。感染が世界で再拡大する中、英国は離脱した欧州連合(EU)との
貿易交渉が円滑に進まず、景気回復に暗雲が垂れこめている。

中略

景気回復に悲観的な見方が広がっているのは、感染拡大「第2波」の脅威が高まっているからだ。英国は8月に入り、
1日の感染者数が千人を超える日が増え、英政府が再び外出制限に踏み切る可能性もある。また、1月末にEUを離脱した
英国とEUの貿易交渉は難航しており、年内に交渉がまとまらなければ、経済混乱を伴う「合意なき離脱」と同じ状況に陥る
恐れがある。
こうしたリスクが顕在化し、英政府が“忙殺”されれば、月内の大筋合意を目指す日本との貿易協定交渉への影響も懸念されそうだ。


英国はかなり大変そうだのう。
経済的混乱を可能な限り回避するためにも、日本との交渉合意は急がなければならんと。