皇統を継いだ明治天皇の男子で成人したのが大正天皇一人で、
さらに幕末から大正にかけて、閑院宮、桂宮、有栖川宮が相次いで断絶したため、
安定的な皇位継承を果たすべく、新たな世襲親王家を伏見宮の血統に求めたことにより、
維新期に立てた宮号は世襲されることになり、さらに明治天皇の皇女と婚姻した王が
新たに宮号を下賜された。
昭和22年(1947年)に皇籍離脱した旧皇族は、全て邦家親王の血統の出身である。


歴史的に言えば大正帝の時の事情に近い
現皇室と伏見宮系統の旧皇族の共通男系祖先は

伏見宮貞成親王(ふしみのみや さだふさ しんのう、1372年4月9日〈応安5年3月5日〉- 1456年9月28日〈康正2年8月29日〉)

室町時代である