安倍晋三首相が持病の悪化を理由に辞意を表明したことについて、海外メディアも28日、一斉に速報で伝えた。

AFP通信は、数々のスキャンダルを乗り切り、連続在職日数で歴代最長記録を更新した「政治のサバイバー」が辞任すると報道。
1次政権でも健康問題で退陣したことに触れ、安倍氏にとって「ありがたくない繰り返し」「ひどく聞き覚えのある筋書き」などと伝えた。

ロイター通信は、後継の自民党総裁候補として麻生太郎副総理兼財務相や石破茂元幹事長、岸田文雄政調会長ら9人の略歴を配信。
「世界第3の経済大国を指揮する候補者」と紹介した。

英BBC放送は「安倍氏の長年の願望である平和憲法の改正は失敗に終わった」と指摘。
やはり今後への関心が高く「首相臨時代理の座に就く順番は麻生氏、次に菅義偉官房長官」と解説。
代理では「解散・総選挙はできないが、正式な後任が決まるまで条約や予算関連の執行は可能だ」と説明している。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020082801037&;g=pol

欧米のマスコミが安倍総理に厳しいのは何故なのかな?