教育などは典型的で、まず公教育という公助のシステムを充実すべきだし、富裕層が自分の子供には高度な教育を受けさせたいという発想から学習塾に通わせる、などといったある種の「自助」の行動は、むしろ貧困層と富裕層の教育格差につながり、それが所得格差、世代を超えた格差の連鎖にもつながる。