>>476
>F/A-18だけ、大きく外側に傾けてついてます

>>482-483の説明のとおりだな。F-5よりLEXを拡大したらAOAが50度でも水平飛行できるようになったが、それで必要な面積を単一の垂直尾翼で賄うには限度があったので双垂直尾翼にした。

>空力的な要請ゆえと思われるけれど、
>垂直尾翼を外反させると何がオイシイの?

日本だとまとめて「1966年からのP530の研究が」で済ませられるが、実際はもっと細かい。
https://www.rumaniamilitary.ro/wp-content/uploads/2013/06/p600-500x293.jpg

1966年のN-300、67年のP530までは単一の垂直尾翼だった。
ノースロップ自慢のLEXで高AOAやっても安定させたいから、双垂直尾翼になったし「F-14、F-15、MIG-25、Su-27」のような大型機と違って元が3トン半のT-38/F-5系列の小型戦闘機だから「幅がない」ので、外反させる必要があった。
これがP530-2と-3になる。
71年に空軍の軽量戦闘機のコンペに出すんで双発案のP600と、単発案のP610で比較して総発案でプレゼンして72年にノースロップ案とGD案が選ばれ、73年にYF-17となって74年に初飛行した。
F-16と同じマッハ2級の戦闘機なんで、高AOAで必要な安定性を発揮できる面積を持つ尾翼を超音速でよじれない強度で作るのは無駄ってんで双垂直尾翼は必須になってたらしいが。
それでもレガホの量産が始まったあとでLEXの後流で叩かれて強度不足が判明したりしている。
http://www.aerospaceweb.org/question/planes/f18/f18-lex-cfd1.jpg
http://www.aerospaceweb.org/question/planes/f18/f18-fin-fix.jpg

>YF-17も傾いていたけれど、18になったらさらに傾いている
>なんで?

まずは「F/A-18になったらさらに傾いた」というソースを出せ。三面図をフォトショで重ねたがYF-17、レガホ、スパホで角度は同じだ。つまり2枚の垂直尾翼間の角度は45度で同じってこった。
https://i.imgur.com/pf60Cmh.jpg