>>641
「性能の違いが、戦力の決定的差ではない」(某赤い少佐)

戦闘機の空戦の話しですよね?、負け側の戦闘機が会敵した相手に対して常に低性能とは限りませんし
劣勢な機体でも性能差をカバー出来る戦いは出来ます。
そして、負け側の方が会敵率が高い(相手が制空権を握っている事が多いので、つまり上がれば敵機に
出合う確率が高い)、つまり腕の高いパイロットであれば撃墜出来るチャンスが多いからです。

総体的な撃墜数は勝ち戦側が上です、その中で少数でも負け戦側にエースパイロットが生まれるのは
腕のあるパイロットであれば墜とせるチャンスが多いからです。
WW2でドイツにスーパーエースが多く、連合軍側のエースはそれよりも大幅に撃墜数が少ないのは
腕の差ではなく、空中で獲物の得られる物量の差、環境の違いです。
末期になるとドイツ空軍のエースは離陸した瞬間からそこら中に敵機がいて、しかも相手から嫌でも
向かって来ますが、連合軍側のエースは味方機の群の中から僅かなドイツ機を探すのからして大変
なのです。