>>728
機動戦が主体であれば、ちんたらした砲兵観測などやっていられないとの前提が間違っています。
射程の長い重砲を有する師団砲兵などは前線部隊と共に移動しての直接火力支援などまずしません。
そして牽引火砲だろうが自走砲だろうが、砲撃の手順はWW1から現代に至るまで機材は進歩すれど
やる事もさして変わってはいません
後方に砲列を敷き、地図を標定し、試射して射撃諸元を求め、目標位置に対して砲撃し、着弾観測から
砲撃を修正して行きます
これには地上の観測班、観測気球、観測機など使える観測手段が用いられます。
やっていたかどうかは、それが出来るどの機材が手元にあって、それらのどれが使える環境にあるか
だけです。(気球や観測機を飛ばす場合は制空権が無いと困難です)
それから、電撃戦と呼ばれた頃の快進撃のドイツ軍でも砲兵隊は牽引火砲が主体で自走砲など
殆ど無いに等しい存在です。
砲兵の展開が間に合わなければ、前線部隊が自前で持つ軽火砲で間に合わせているだけです。