19世紀産業革命期のイギリス。ヨークシャーで綿羊を育てる農家の娘アントニアは、
今日も羊の毛を刈って街の紡績工場に売りに行く仕事を手伝っていた。
そんなある日、街からの帰路に急な嵐に巻き込まれ橋から落ちたアントニアの馬車は、
父母とともに濁流に飲み込まれる。
目がさめると、自宅のベッドであり父母はすでに死亡しアントニアは怪我をしていた。
そして祖母が暖炉の上の引き出しからペンダントを取り出してアントニアに渡した。
そのペンダントには双頭の鷲の紋章とともにSPQRの文字が刻まれていた。
そして祖母はアントニアにとても大事な話があると言って驚くべき話を始めた・・・続く