>>529
https://book.asahi.com/article/12535747
>子どもの頃、氷室冴子の小説にハマッた。高校を不登校中、近所の女性センターで主婦にまじってフェミニズム講座を受講し、
>おかげで〈痴漢にあっても「相手が悪い」と思えるようになった〉。20歳をすぎて大学に入り、大学院にも行った。
>だけど……大学院をやめた後は派遣社員の口しかなかった。社会運動もしたけど何かがちがった。
>〈自分自身が非正規労働者で、独身であるということがそもそも、この社会の中で「ないことになっている」。
>目立ちたいわけではないが「ないものとされている」ことはたまらない〉それが彼女の原点。

十中八九その子の予想しうる末路であり、思想で人生の半分を台無しにしちゃった人の典型例みたいな本を見つけた。
フェミでなくたって文系学問は貧困の道に違いないが、同じフェミニストだってこの本を出すまでは、特にその人へ注目もせず何らかの援助もなかった。
上級フェミもまたフェミに冷たいじゃんという悪い冗談を自分としては読み取るしかないね。