>>494
主砲を担当した大谷氏なんてのを持ち出してる時点で違う
砲身の発砲反動は砲塔内部だけの話

砲支筒との関係では、発射反動が駐退器で吸収分散された結果、3,000トンの砲塔旋回部全体が船体との唯一の接点であるローラーパスに押しつけられる力

ローラーパスにかかる力の向きは発砲仰角によって違うが、接点を支点とする旋回部の転倒ないし回転運動になることは間違いない
接点より下部の重量は回転を弱める働きをするのは確かだが、砲身とか装甲という重量物が上部に偏っているので、旋回部は極端なトップヘビーなのでこれは限定的

いずれにしても、このように旋回部の重量分布もローラーパスにかかる衝撃力計算の変数になるのに、砲身の反動しか考慮せずに砲支筒にかかる力が算出できるわけがない
松本は「計算の結果、2門発射したときの砲支筒にらかかる砲塔機構吸収し残しの衝撃は3,468トン」と言ってるのであって、砲塔旋回部全体がローラーパスに押し付けられる力を計算したものに他ならない

松本説を否定したいのに砲身の反動だけしか見ないのは、砲身が船体に直置きされてるHMSビクトリーかダイナマイト砲のベスビオスのお話
全くトンチンカンなんだよ