>>716
世艦の旧いバックナンバー(1983年12月号)にはネルソンの16インチMk-1とKGVの14インチMk-3のそれぞれの砲塔断面図が載ってはいるんですが、
それっきり永らく掲載されなかったのが、2015年12月号(16インチMk-1)と2018年9月増刊(14iインチMk-3))で久方ぶりに日の目を見とります。

砲耳から後ろがやけに短く尾栓がバーベットほぼ中心の位置にあるKGVは、その大柄なマウントに対して砲尾が前後方向へは極端に短いものの天地方向
へはややかさばっており、マウント室内の天井は確かに低い印象ですね。

ネルソンの16インチ砲身の砲尾はKGVほどは太くはない反面、後方へ長く、尾栓位置もバーベット中心より後方にあり、一般的な配置ですね。
揚薬筒は砲身の最大仰角時の駐退を避けるように途中から後傾しており、したがってホイストは砲尾の脇ではなく真後ろ寄りと思われます。

( ^ω^)