そもそも藩主とは領主であり、完全な徴税権を持っていた。
領主制とは地方自治体財政と地方大企業財務そして地方名士の個人会計が一体になったシステムなワケだが、なのにほぼ全ての藩が赤字財政だった。
で、赤字の原因が領主の贅沢という例はほとんどなくて、ほぼ全てが治水や新田開発などの大規模公共事業をやりまくってたから。
近世にこんな国があろうか。