>>793
防衛省の公式発表などによると、むしろ導入決定時の検討プロセスの方に問題があった感じなんだが?
経緯としては
・当初、米国側との協議では、ブースターの落下制御はソフトウェアの改修で可能であるとの認識だった。
・住民説明などでのゴタゴタから、体制強化のため省内に「イージス・アショア整備推進本部」を設置した。
・それに伴い技術的見地からの助言を得るため、「各種調査の技術的検証に関する専門家会議」を設置した。
・米国側との協議と技術的検討を進めてきた結果、ブースターの落下制御にはソフトウェアのみならず、ハードウェアを
 含むシステム全体の大規模改修が必要となり、開発にはかなりのコストと期間を要することが判明した。

という事で、要するに当初目的の達成が事実上不可能である事が確定してしまった訳で、まともな論客なら
逆に事業継続の妥当性の方を突っ込んでくるぞ。

正直、アショア中止に関しては、最初に米国メーカーが技術的課題を軽視して安請け合いしたのが根本原因のような
印象を受ける。