>>565
ですがでむかし書いたけど、もっとぶっちゃけ書いとくか―w


F-2向け増槽は複数種ある
基本はGE社が輸出用オプションとしてラインナップしてたF-16用600gal増槽に
各国の要求合わせで小改造を加えたシリーズ

米Sargent Fletcher製(サージェント・フレッチャー。米軍機向け増槽メーカーで94年にCobhamに買収)
英Cobham(昔のフライト・リフュエリング社。空中給油機器とかF-2のCRLランチャのメーカー)と
派生品ベースのイスラエル製、それと国産の新明和工業製

Sta.5/7搭載用で荷重制限9G・最大機速マッハ1.6/較正対気速度600ノットまで運用可能
増槽内タンクが複数あり選択給油可能
(タンクが仕切られててミッションと搭載物あわせで370/485/600galと変えられる)

基本型からの変更点はF-2とF-16との差異によるもの
地上クリアランスの差と他搭載兵装オプション由来で、増槽尾部カット、
安定フィンの小型化・前方移設と角度変更モデル

各メーカーの判別法は側面点検ドア数
(米英イスラエルは基本同型つか開発元・関連会社と親会社、提携メーカーなんで類似
米英はF-4向けとF-15向けも作ってる)

イスラエル製は前後溶接で四分割、点検用ハッチ片面6個

新明和工業製は前後取り外し型
タンク部は前・中・後にパーツ分割可能で点検用ハッチが片面3個
2分割し外してメンテできるので側面点検ドアが減少している

なお形状に差異があるが機体側からは機能的に変わらんので、左右異種メーカーで混載可能
この為各機の増槽全部別メーカーとか、たまに変な積み方してるw注目してみてもいいかもだw