菅政権ばかりか、日本学術会議も「学問の自由」を守れていない現実
上久保誠人:立命館大学政策科学部教授

経済・政治 上久保誠人のクリティカル・アナリティクス
2020.10.6 4:15
https://diamond.jp/articles/-/250423

(4ページ目から抜粋)
 このように、日本学術会議という「権威」を中心とする学会には「学問の自由」を自ら制限してしまっている深刻な問題がある。

 しかし、それでも菅首相に強く言いたいことがある。絶対に「学問の自由」を侵害してはならないということだ。
日本学術会議の新会員候補者から政府に批判的な6人を除外したことは、政治家として愚の骨頂である。
即座に撤回すべきだ。
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何度呼んでも理解できない。
「学術会議の会員を認定しない」ことが、どうして「学問の自由」を侵害することになるのか、
皆目わからない。

このページの中で挙げられている過去の「学問の自由を政府が制限した例」とは全く異なることであろう。
少なくとも、新会員に認められなかった学者たちは、政府に学問を禁じられたわけでも制限されているわけでもない。

「学問の自由」と「学者の発言の権威」というものを、ゴチャまぜにしている感が非常に強い。