「防衛省防衛研究所」が出した「米軍の特殊作戦部隊の役割と課題」というレポートによれば、

米軍の特殊作戦部隊は、
(1)米国政府が公式に存在を認めたもの(特殊作戦部隊)
陸軍・・特殊部隊群(グリーンベレー)、心理戦部隊、民事部隊、第75レンジャー連隊、第160特殊航空連隊
海軍・・SEAL
空軍・・第1特殊作戦航空団など
海兵隊・・海兵特殊作戦部隊

(2)米国政府が公式には存在を認めていないもの(特殊任務部隊)
陸軍・・デルタフォース
海軍・・DEVGRU(海軍特殊戦開発グループ)

に分類されるらしい。

特殊作戦部隊はいろいろな作戦に幅広く。

特殊任務部隊は秘密にしておきたい作戦に使うものらしい。

ただ、イメージとしては人質がいるところへの強襲しての救出作戦や敵国指導者がいるところへの指導者に対する攻撃や拉致などは特殊任務部隊に任せているのかな。

また戦線の後方へ侵入しての長期間にわたる偵察等の作戦や現地部隊への指導はグリーベレーやSEAL等の特殊作戦部隊が行っているような気がする。

そしてそれらの作戦の支援は海兵隊や第75レンジャー連隊、第160特殊航空連隊が実施

つまり
短時間に終わる強襲作戦は陸軍のデルタフォースや海軍のDEVGRU(海軍特殊戦開発グループ)が、
長期間にわたる作戦は特殊部隊群(グリーンベレー)やSEALがなどが、
これらの特殊作戦の支援を海兵隊や第75レンジャー連隊が

このように特殊部隊を任務の性格ごとに使い分けて、さらに作戦を実施する場所や
出撃ポイント等で陸軍部隊と海軍部隊に統合軍司令部が使い分けているのではと考えているのだけど、実際はどうなのだろう。