>>424
(勝手に記事補足)
https://article-image-ix.nikkei.com/https%3A%2F%2Fimgix-proxy.n8s.jp%2FDSKKZO6499239014102020PP8000-PN1-2.jpg?auto=format%2Ccompress&;ch=Width%2CDPR&fit=max&ixlib=java-1.2.0&s=d80e0283170b517f1609c737fd95011a

イージス艦の導入とミサイル防衛(MD)に特化した専用船の建造の2案を検討したうえで、最終的に1案に絞る。
2隻導入する。菅義偉首相は年内に方向性を決めるよう岸信夫防衛相に指示した。

防衛省は洋上リグ案について艦船の導入より低コストかつ短時間で導入できるとみて3案に入れていた。
一方で艦船より攻撃の標的になりやすく、導入は困難との見方が広がっていた。

艦船の選定は導入コストと安全性、悪天候時の耐性などを考慮する必要がある。
イージス艦は外部からの攻撃に強い半面、導入時に多額の費用がかかる。悪天候時に高波の影響を受けやすく、
常時監視には使いにくいとされる。

専用船は導入費を抑制できる一方、外部の攻撃から守る装備がないため安全性に課題がある。

大型のタンカーのような形状にすればイージス艦より波の影響を受けにくいとの指摘もある。防衛省は三菱重工業、
ジャパンマリンユナイテッド(JMU、横浜市)の2社の技術調査を踏まえて判断する。

艦船の運用に関わる人員の不足も課題になる。海上自衛隊は業務増加や採用難で人手不足に悩む。
海自の負担を減らすため、イージス・アショアは陸上自衛隊が運用することになっていた。艦船導入で
再び海自の負担となる懸念がある。

防衛省内では海自は艦船の運航管理に特化し、迎撃システムの運用を陸自が担うなどの案が検討されている。

現在のミサイル防衛は海上のイージス艦と地上の地対空誘導弾パトリオットミサイル(PAC3)の二段構えをとる。
イージス艦は2021年に8隻体制になる。代替策で艦船導入が決まれば、さらに2隻増える。
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(´ヘ`;)ウーム…どうなんかね、これ。
予算も人員も時間もたっぷりあるなら、そらあBMDできるイージス艦を増強するのが望ましいんだろうが、
アショア導入の際の理由の一つが、海自の負担をへらすってことだったような。