>>77
https://pbs.twimg.com/media/DQcucOmU8AAvIq2.jpg

ちなみに旧ソ連時代末期の国産カラーテレビは爆発炎上事故が非常に起きやすく、それが原因で焼死する
人民も数知れなかったので「虹色の悪魔」と恐れられたとか。

なんでそんな燃えやすいテレビになっているのかと言えば、高電圧がかかるケーブルの被覆材がお粗末で
燃えやすい材料を使っていた為に、長時間使用して温度が上がると被覆部分が発火して内部から炎上し、
ブラウン管が爆発する事態に至りました。

西側ならそんな欠陥品は直ちに回収されて設計も変更され、被覆材も難燃性・耐熱仕様の物に交換されますが、
旧ソ連工業の様な数合わせノルマ至上主義の世界では、下手に改修や設計変更などをやればその間
出荷台数が激減しノルマも達成できなくなるので、製造企業はそのような手間を極力嫌ったと。

それにそんな安物爆発テレビを買うのは一般人民であり、党幹部や高級軍人らは西側製の安全なテレビ
(ないし特別ラインの幹部用テレビ)を買うのだから、幹部らは痛くもかゆくもありません。